高齢者の体力づくりにおいて、優れた筋機能の育成はQuality of Life
(QOL)の向上をもたらすとともに、種々の運動プログラムの基礎となる身体能力を高める
事が必要になります。
身体に抵抗を加え、筋の出力や機能向上を図るトレーニングを総称してレジスタンス
(抵抗)トレーニングといわれています。
すなわち大型の機器を使ったトレーニングばかりではなく自分の体重(自重)や
ダンベルチューブなど様々に抵抗を与える手段を包含している名称です。
このような運動を通して、筋力や筋持久力、さらに柔軟性、敏捷性、功緻性といった
体力諸要素も総合的に高めることにより、QOLが徐々に向上します。
日常生活の中でも荷物を運んだり階段を上がったりと、ちょっとした場面で普通以上の
筋力を必要とする場面があり、その時にもより容易にでき身体を支え、動きを出すためには
筋肉が強靭であること、ケガを予防するためには身体を柔らかくしなやかに動かせることが
重要です。
また、敏捷性言い換えると身体の反応性なども「右につまずいたときに、すぐに体勢を立て直す」
などの場面で必要です。
巧緻性(身体を巧みにあやつる能力)も眠れる運動神経を活性化させ身体活動に幅を持たせることに
なります。
たとえば・・・・
腸腰筋のトレーニング 体の基礎ができます!
どのようにするの・・・
立位で片足を上げ 静止! 1分間(左・右)
この時の注意として
・支えている方の足をのばす。
・体幹と上げている方の足でボールを挟むようなイメージ!!
(背中をそってしまうと腰痛の原因になるので注意してください!)